関連情報
第2次共生主義宣言
レンヌ大学のマルク・アンベール教授をはじめとするフランスの経済学者、哲学者、社会学者、実務家が、2013年に「共生主義宣言」(Manifeste Convivialiste) を発表しました。これは、個人主義的、合理主義的、経済主義的な現代文明を見直し、共生に基づく新たな文明を打ち立てることを主張した宣言です。地球システム・倫理学会では、2018年3月17日に「共生主義宣言と近未来の地球倫理」と題して日仏会館においてシンポジウムを開催しました。このたび「第2次共生主義宣言」が発表されました。当学会の協賛会員でもあるマルク・アンベール教授の許可を得て、「第2次共生主義宣言」の「縮刷版」(英語版とフランス語版)を以下のように紹介致します。 なお、共生主義宣言については、以下のサイトをご覧下さい。 https://www.lesconvivialistes.org/ 以上 |
オギュスタン・ベルク先生(当学会協賛会員)の講演会のお知らせ
地球システム・倫理学会の協賛会員であるオギュスタン・ベルク先生(フランス 国立社会科学高等研究院教授)が、2018年度の「コスモス国際賞」を受賞されま した。ついては、公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会が主催する記念講演 会が、2018年11月19日(月)に東京大学安田講堂にて開催されます。また、2018 年12月2日(日)には仙台でも開催されます。 記念講演会への参加を希望する方は、以下のサイトから、各自でお申込みくださ い。 なお、「コスモス国際賞」とは、1990年の「花の万博(大阪)」の「自然と人間 との共生」という理念を継承発展させるために創設された国際賞で、賞金は4, 000万円です。 今回の受賞詳細については、以下のサイトをご覧ください。 https://www.expo-cosmos.or.jp/news/other/20180724.html 講演会の詳細については、それぞれ、以下のサイトをご覧ください。 (東京)https://www.expo-cosmos.or.jp/news/event/20181011.html (仙台)https://www.expo-cosmos.or.jp/news/event/2018-lec-sendai.html 以上です。 |
オギュスタン・ベルク教授が「KYOTO地球環境の殿堂」第8回殿堂入り者に! (2017.01.13)
地球システム・倫理学会の協賛会員であるオギュスタン・ベルク(Augustin Berque)先生(フランス国立社会科学高等研究院教授)が、このたび「KYOTO地 球環境の殿堂」(The Earth Hall of Fame Kyoto) の第8回殿堂入り者の一人 として選ばれました。表彰式は2017年2月11日に国立京都国際会館メインホール において開催されます。 「KYOTO地球環境の殿堂」は、地球環境の保全に多大な貢献をされた方々の功績 と名誉を讃えるべく、京都府、京都市、京都商工会議所、環境省、大学共同利用 機関法人 人間文化研究機構 総合地球環境学研究所、公益財団法人国際高等研究 所、公益財団法人国立京都国際会館から成る「KYOTO地球環境の殿堂運営協議会」 が2010年に創設したものです。 ベルク先生の他には、前ウルグアイ大統領のホセ・アルベルト・ムヒカ・コルダ ノ氏、および、医師、ペシャワール会現地代表、PMS(ピース・ジャパン・メデ ィカル・サービス) 総院長の中村 哲氏が、第8回の殿堂入り者となりました。 第8回「KYOTO地球環境の殿堂」表彰式および国際シンポジウムへの参加につい ては、以下のサイトをご覧ください。 http://www.pref.kyoto.jp/earth-kyoto/annai/index.html (犬飼孝夫) |
サラ・ハンナシ元駐日チュニジア大使が旭日重光章を受勲されました(2016/05/11)
サラ・ハンナシ元駐日チュニジア大使(地球システム・倫理学会 外国人協賛会 員)は長年にわたり日本・チュニジア間の友好親善及び相互理解の促進のために 寄与されてきました。その功績が認められ、今春の旭日重光章を受勲されました。 チュニジア全権大使として10年間にわたる日本駐在の間は、地球システム・倫理 学会の発展のためにも様々な形でご協力くださいました。ハンナシ大使の御受勲 は、本学会にとっても大変喜ばしく、名誉なことであります。アラブの春以来、 チュニジアは決して民主国家として平坦な道を進んでいるわけではなく、数多の 危機と困難を乗り越えるべく、努力を重ねています。この機会にあらためて両国 の親善が深まることを祈念するものであります。(青木三郎) |
比較文明学会 第33回大会
比較文明学会第33回大会のご案内
比較文明学会第33回年次大会では、 「イノベーションと文明」というテーマを掲げ、活発な技術革新や産業活動の先にある人類の未来の生き方について皆様とともに考えたいと思います。多数のご来場をお待ち申し上げております。 大会実行委員長 榎本のぞみ
テーマ:「イノベーションと文明」 日時:2015年11月7日(土)、8日(日) 会場:東京理科大学葛飾キャンパス(東京都葛飾区新宿6-3-1)
<特別講演> 特別講演1(講義棟201教室) 石黒 浩(大阪大学基礎工学研究科特別教授)「ヒトとロボットの進化」 司会:中牧弘允(国立民族学博物館名誉教授)
特別講演2(講義棟201教室) 本川達雄(東京工業大学名誉教授)「生物学的文明論からイノベーションを考える」 司会:阿部珠理(立教大学教授) <プログラム> 11月7日(土)(大会第1日目)
9:30~ 受付開始(講義棟201教室前) 大会参加費:一般会員 3,000円、非会員 参加費無料・資料代500円のみ
10:00~11:00 特別講演1(講義棟201教室)司会:中牧弘允(国立民族学博物館名誉教授) 石黒 浩(大阪大学基礎工学研究科特別教授)「ヒトとロボットの進化」
11:00~12:00 テーマ関連ビデオ上映(講義棟201教室)
13:00~14:20 特別講演2(講義棟201教室)司会:阿部珠理(立教大学教授) 本川達雄(東京工業大学名誉教授)「生物学的文明論からイノベーションを考える」
14:40~17:00 公開シンポジウム「イノベーションと文明」(講義棟201教室)コーディネータ:松本亮三(東海大学教授) パネリスト:
川野俊充(ベッコフオートメーション株式会社 代表取締役社長・慶應義塾大学SFC研究所 上席所員) 「ドイツのモノづくり政策Industrie 4.0が狙う標準化によるイノベーション」 綾部広則(早稲田大学理工学術院教授)「日本の科学技術イノベーション政策――その背景と特徴」 山下範久(立命館大学国際関係学部教授)「再帰的近代化とイノベーション」 中泉拓也(関東学院大学経済学部教授)「イノベーションと経済・社会」
17:30~19:30 懇親会(管理棟1階 食堂)会費 一般会員6,000円、学生会員3,000円 非会員もご参加いただけます。
11月8日(日)(大会第2日目) 9:30~受付開始(講義棟503教室前) 10:00~11:30 個人研究報告1(講義棟505教室)、個人研究報告2(講義棟506教室) 11:30~13:00 役員会(講義棟510教室) 13:00~15:00 個人研究報告3(講義棟505教室)、個人研究報告4(講義棟506教室) 15:00~16:00 総会 研究奨励賞授与式(講義棟503教室) 16:00 総括・閉会(講義棟503教室)
【お問い合わせ】 大会実行委員会事務局: 〒259-1292 神奈川県平塚市北金目4-1-1 東海大学文学部アメリカ文明学科内 Email:jscsc.33rd.conference@gmail.com
※ 事前申し込みは不要ですが、人数把握のためご出席いただける場合は一報いただけると有難く存じます。こちらのサイトも合わせてご覧ください。
・比較文明学会website http://www.jscsc.gr.jp/index.do
・学会Facebook (第33回大会について) https://www.facebook.com/hikakubunmeigakkai/posts/858995907548018 |
第5回東日本大震災関連シンポジウム(2014年07月22日)
第5回東日本大震災関連シンポジウム「こころの再生に向けて~震災後の自然と社会」開催のお知らせ 京都大学こころの未来研究セン ター震災関連プロジェクト
「こころの再生に向けて」が以下のシンポジウムを開催します。 地球システム・倫理学会の鎌田理事・島薗理事・田中理事が登壇します。 第5回東日本大震災関連シンポジウム「こころの再生に向けて~震災後の自然と社会」 日 時:2014年7月22日(火)13時~17時 場 所:京都大学稲盛 財団記念館3階大会議室 テーマ:「震災後の自然と社会」 第一部 鎌田東二(京都大学こころの未来研究センター教授・宗教哲学・民俗学)「趣旨説明」 基調講演(1):田中克(京都大学名誉教授・森里海連環学)「震災後の自然環境の変化」 基調講演(2):草島進一(山形県議会議員・羽黒山伏・元神戸元気村副代表)「震災後の社会と持続可能な未来」 コメント:コメンテーター・金子昭(天理大学教授・倫理学) 第二部 報告:島薗進(東京大学名誉教授・ 上智大学 グリーフケア研究所所長)「原発事故が問いかけるもの」 総合討論:「震災後の自然と社会」田中克+草島進一+島薗進+大西宏志(京都造形芸術大学教授・情報デザイン) 司会:鎌田東二 主催:京都大学こころの未来研究センター震災関連プロジェクト 「こころの再生に向けて」 共催:科研「身心変 容の比較宗教学」(身心変容技法研究会)+聖地文化研究会(「生態智の拠点としての聖地文化」) |
「舞根森里海研究所」設立(2014年4月26日)
地球システム・倫理学会理事で京都大学名誉教授の田中 克(たなか・まさる)先生が初代所長となり、宮城県気仙沼市に「舞根森里海研究所」(Moune Institute for Forest-Sato-Sea Studies)が2014年4月26日に設立されました。以下は日本財団のFacebook記事からの抜粋です。 ---- 宮城県気仙沼市唐桑町の舞根(もうね)湾のほとりで、4月26日、舞根森里海研究所がオープンしました。 この研究所は、日本財団、京都大学フィールド科学教育研究センター、NPO森は海の恋人が協働で建設したもので、今後は三陸沿岸の水産漁業の研究・教育の拠点となることが期待されます。 東日本大震災で大きな被害を受けた気仙沼・舞根湾では、震災から1年も経過しない時期にカキ養殖が復活。その背景には、25年にわたって荒廃した森で植樹を続けてきた森は海の恋人(旧「牡蠣の森を慕う会」)の取り組みがあります。京都大学フィールド科学教育センターは、海と森の関係性を分野横断型で捉える「森里海連環学」を新設、2004年以来、植樹活動を研究面でサポートしています。 日本財団は、次世代に豊かな海を引き継ぐために、海に関わる研究のほか、海洋教育活動や地域コミュニティの活性化も狙いとして、助成金99,990,000円を拠出しました。 オープニングの式典で、森は海の恋人の畠山重篤理事長は、既存の学問領域を超えた広い視野を持ち、世界で活躍できる人材の育成に意欲を見せたほか、日本財団の尾形武寿理事長は「この研究所が三陸沿岸の復興のシンボルとなり、日本の教育を牽引してほしい」と期待を語りました。 京都大学の名誉教授で初代の所長となった田中克所長は「世界の人々の思いが集まって、それに支えられて、人が育っていく場所にしたい」と抱負を述べました。 同研究所は、鉄骨造り2階建てで、1階には養殖実験室や多目的スペースを、2階には事務室、応接図書室、会議室、精密分析室を備えています。今後は、研究・教育の拠点として、国内外の研究者や学生が集う研究活動や子供の教育事業など幅広く利活用されることが期待されます。 |
「川内原発再稼働反対」 ネット署名
「川内原発再稼働反対運動推進会」の趣旨 2011年3月11日の東日本大震災後の東京電力福島第一原子力発電所の爆発における放射能汚染は、日本だけでなく世界中の人々を震撼させました。人類の作り出したエネルギー装置を人類の手で制御できなくなり、人や環境に多大な損害が及ぶということを目の当たりにしたのです。私が20代のころに3年間過ごした福島の地を2014年3月22日に訪問し、かつてあった広大な自然や街並みが場所によっては廃墟と化している様子に愕然としました。先祖代々の土地を離れ、この先も故郷に帰ることができない現実。 安倍晋三首相は、九州電力川内原子力発電所1、2号機(鹿児島県)の再稼働に意欲を示しています。ひとたび事故が起これば取り返しのつかない原発を何故、再稼働しようとするのでしょうか。仮に川内原発で事故が起これば、風向きによっては鹿児島県だけでなく熊本県や宮崎県、大分県にまで被害が拡がります。自然エネルギーや他の代替エネルギー政策を進める前に川内原発を日本で初めに再稼働するという政府の方針には大いなる疑問と違和感、不信感を抱かざるを得ません。原発事故は地域を崩壊させ再起不能にします。再稼働は何としても阻止しなければ、将来の日本を背負う子供たちに申し訳が立たないのです。 そのような思いから、この度「川内原発再稼働反対運動推進会」を設立。皆様に情報を提供し、反対署名運動を展開するためにこのサイトを立ち上げました。この活動の趣旨にご賛同頂ける方は「ネット署名」に必要事項を記入してご返信ください。川内原発再稼働に反対する皆様の声を安倍首相に直接届けたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いいたします。 事務局代表 増田博美 主催: 川内原発再稼働反対運動推進会 事務局: 〒104-0061 東京都中央区銀座7-13-2銀座パインビル6F
(株)グローバルハート 内
(連絡先)
TEL: 03-3524-1468 FAX: 03-3524-1564
E-mail: gheart@fine.ocn.ne.jp |
安倍フェローシップ個人研究プロジェクト募集
国際交流基金日米センター(CGP)と米国社会科学研究評議会 (SSRC)は、安倍フェローシップ個人研究プロジェクトを公募します。 安倍フェローシップは個人の調査研究プロジェクトに対する研究支援制度です。その目的は、社会科学と人文科学の分野における高度な政策指向型研究を促進し、日米の研究者間の新しい協働関係とネットワークを形成すること、また、これら研究者から比較研究あるいは国境を越える視点に立った研究への取り組みを引き出していくことです。学者、研究者、また学界以外の分野(ジャーナリズム・法曹界等)の専門家からの申請を歓迎します。 申請資格は日米いずれかに研究の拠点を持ち、博士号ないしは専門分野での同等の経験を有していることです。募集人員は13名前後。奨学金支給額は定額方式ではなく申請された研究プロジェクトによって個々に決定されますが、一般に研究費、渡航費、滞在費、および給与補償分が支給されます。支給期間は最短3ヶ月、最長12ヶ月間です。応募はSSRCのホームページにてオンラインでのみ受付けています。締め切りは9月1日です。詳細についてはwww.abefellowship.infoをご覧下さい。 また、プログラム内容およびオンライン申請についての疑問点にお答えする安倍フェローシップ申請説明会を7月22日(月)東京、7月29日(月)神戸にて開催いたします。当日は過去の安倍フェローを講師として迎える予定です。詳細は別紙案内または、http://www.jpf.go.jp/cgp/fellow/abe/news/130705.htmlにございます。応募をお考えの方はぜひご参加ください。
問い合わせ先: 〒160-0004 東京都新宿区四谷4-4-1 国際交流基金日米センター内 米国社会科学研究評議会(SSRC)東京事務所 安倍フェローシップ・プログラム Tel: (03) 5369-6085 Fax: (03) 5369-6142 Email: ssrcABE@gol.com |