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2011.04.11 国連倫理サミットの開催と地球倫理国際日の創設を訴える

地球システム・倫理学会緊急アピール

国連倫理サミットの開催と地球倫理国際日の創設を訴える

地球システム・倫理学会
                                                    会長 服部英二

 世界が直面する危機は経済危機でも金融危機でもなく文明の危機であり、その解決には人類の叡智の地球規模の動員が必要とされます。
 このたび日本を見舞った未曾有の大震災と津波による数十万人の生命線の破壊、更にそれが惹起した福島原発事故は、日本のみならず世界に人間の生き方の変革を迫る「母なる大地」の警告にほかなりません。
 「自然を統御し支配する」という17世紀以来の科学文明は、破局に人類を向かわせる「力の文明」であり、理性至上主義の父性原理に基づくものでありました。今やこれを、命の継承を至上の価値とする母性原理に基づく「いのちの文明」へ転換すべき時です。このパラダイム転換こそが、すべての民族が、そして人間と地球が共生する「和の文明」を築く基盤であります。諸文明に通底する倫理とそれに基づく人の絆を築き、未来世代が美しい地球を享受する権利を尊重する新しい文明の創設が待たれます。
 日本はついに軍事・民事の双方で原子力の犠牲国となりました。日本は国際社会に核廃絶を訴え続けてきました。当学会としては、日本は今や自国のみならず世界が、エネルギー問題においても、脱原発に舵を切ることを訴えて行く責務を負うに至ったと確信します。この責務を果すことこそ今回の不幸を無駄にしない唯一の世界への貢献であると信じます。
 人類が直面する危機の根深い原因は世界的に蔓延した倫理の欠如であります。未来世代に属すべき資源を濫用枯渇させるばかりか、永久に有毒な廃棄物及び膨大な債務を後世に残すことは倫理の根本に反します。市場原理主義による簒奪文明からの脱却が急務であります。
 このような状況を前にして、本学会としては、一日も早く国連倫理サミットを開催し、「地球倫理国際日」を創設することにより、毎年倫理の重要性に思いを馳せる機会とすることを国際社会に提唱するものであります。

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