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設立趣意書

 私達は、身近に地球温暖化、石油価格暴騰、戦争暴動テロに見る様に、人類の文明体系は自然の生命体系に対して地球規模の気象異常、環境汚染、生息域破壊、生物種絶滅、資源枯渇、格差拡大、生命軽視、生命操作、戦争、犯罪等の相互に関連する地球問題群をかかえて破局の危機への岐路に立っています。
 「国家主義と戦争の世紀」から新しい「地球主義と平和の世紀」を望んだ二十一世紀初頭のテロや戦争は「木を見て森を観ない」自己中心主義や一国中心主義を強め、文明の金字塔構造を一層強化するかのようです。学問も象牙の塔に籠り、自然科学に範を取って、分析、(細)分科、(価値)分離に走り、総合、学際、価値、目的、行為を軽視、無視しています。
 今や、地方から地球へ、競争から共生へ、エゴからエコへの枠組転換なくして問題の根本的解決はないと考えられます。全体生命系の緊急の問題解決の為に学問もまた物と力の僕としての知識から、心と命の主としての智恵(普遍的真理、実践的倫理)への転換が緊要です。
 ここに、地球問題群、その原因、解決、方法を総合的、学際的、倫理的、行動的に究明、共有、協働することが急務であると考え、新学会、地球システム・倫理学会を設立しました、これは多くの人々の共同の智恵と具体的な行動が必要です。広い御支持と御参加を戴きたく御案内致します。このような観点から以下の四システム(体系)領域と部会を考えて居ります。

一、 生命システム・倫理(生命、生態系、解決策等)
二、 環境システム・倫理(環境、問題群、解決策等)
三、 文明システム・倫理(物と力の体系、解決策等)
四、 文化システム・倫理(心と命の体系、解決策等)
 
 自由、斬新、創意に満ちた研究・提言・協働・共有を目指し、分科会、合同会、学術会議、日常交流など新しい手法や活動を展開したいと考えており、また御提案を歓迎致しますので何卒御照会、御参加下さい。また御存知の方で御関心の有る方の御紹介、御推薦を戴ければ幸甚に存じます。
 
 
   発起人
    • 伊東俊太郎(麗澤大学教授)
    • 岩本一(東洋大学教授)
    • 岡田真美子(兵庫県立大学教授)
    • 加藤美恵子(東洋大学教授)
    • 木村清孝(国際仏教学大学院大学教授)
    • 斉藤明(東京大学教授)
    • 坂部明(信州大学教授)
    • 佐々木宏茂(東洋大学教授)
    • 島薗進(東京大学教授)
    • 立木教夫(麗澤大学教授)
    • 内藤正明(仏教大学教授)
  • 永安幸正(麗澤大学教授)
  • 平田俊博(山形大学教授)
  • 正木晴彦(長崎大学教授名誉教授)
  • 升本順夫(東京大学大学院助教授)
  • 松井孝典(東京大学教授)
  • 峰島旭雄(早稲田大学名誉教授)
  • 安田喜憲(国際日本文花研究センター教授)
  • 横山紘一(立教大学教授)
  • 吉田収(東洋大学教授)
  • 吉田宏皙(大正大学名誉教授)